はかるーむ

町田市玉川学園にある放射能市民測定室です。

TEL.042-814-9102

〒194-0041 東京都町田市玉川学園7-12-26

活動

測定器が入りました!!!


10月24日(水)とうとう町田の市民測定室にEMFがやってきました。

当日は搬入日。
午前中は、260キロの機械を2階の運び込む為に先ず分解。
2階に運び込んでから組み立てや設置。午後は、業者の方からの説明という予定でした。

今日は私も有給をとって、日ごろのウエイトリフティングで鍛えた筋肉を発揮する時と、まさに腕まくりしていましたが、あらあら鉛を直接ふれてはいけませんということで、軍手を持参しなかった私達は、ただ、EMFは鉛の寄木細工で本体を囲んでいることに驚嘆して終わりました。

午後からは2時間の専門的な説明を受けました。
私達の測定室は木造アパートの2階のあり、分解して上げなきゃいけないし、重さに木造が耐えられないかもしれないと補修工事もしてきたけど、それが測定条件としては良かったということがわかって、ほっともしました。

そして測定機を見て、思った以上にうれしかったです。
この機械が必要になってしまった現状や、お金集めの苦労や、今後の運営等を考えて機会購入が決定してからも、ただ単純に嬉しいと感じた事はなく、今後の大変さをあれこれ考える事の方が大きかったのです。
でも、EMFを間近に見て、今まで測定室を作ろうという目的の為に集まった人たちの顔が浮かんできました。
その人達全員の気持ちの結集が、この機械になったのだなぁと実感しました。

しかし、やっぱり、これからですね。購入目的の達成のために、淡々と正確な計測の値を出す為にも、しばらく、準備期間を取ります。

早春オープンを目指して修行します。
その間、どうぞ皆さんもぜひ、機械を見にいらしてください。

おいしい”らくだコーヒー”をご馳走しますよ。
ハーブティも煎茶もあります。
そのうち、おいしいような気がするクッキーもおきたいです。
お待ちしてます!

次回のミーティングは、11月3日(土)13時からです。

11月4日にフリーマーケット開催します

11月4日(日)に、フリーマーケットを行います。

売上金は、すべて測定器購入費用などの測定室開設のための寄付金となります。
皆様のご来場、お待ちしております。

開催日:2012年11月4日 (荒天の場合は中止)

時間:10:00~

場所:自然食品店「あしたば」店舗前(町田市玉川学園2-1-32)

EMF211発注しました!!!

おかげさまで、9月末に放射能測定器(EMF211型ガンマ線スペクトロメータ)を発注いたしました!!

測定器が値下がりしたため、当初予定していた目標金額よりもだいぶ低くおさえられることになり、できるだけ早く測定室が開設できるように、購入金額までは到達していませんが、発注に踏み切りました。

しかし、まだ購入資金として、残り約90万円を必要としています。

そして、スタッフ(測定員・運営)も必要としています。

今後とも、ご協力をよろしくお願いいたします

6月16日に「鎌仲ひとみ監督映画『内部被ばくを生き抜く』の上映会

6月16日に「鎌仲ひとみ監督映画「内部被ばくを生き抜く」の上映会と鎌仲監督のお話し」を行いました。
スタッフを含めると約100名の方にご来場いただき、満員の中、会を行うことができました。

ご来場の皆様、ありがとうございました。

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報告:ペンネーム mitsubachi

鎌仲さんの「内部被ばくを生き抜く」を見ました。

4人の医師の話を織り交ぜながら、二本松に住む家族の姿を追っていきます。

ストレスを訴えた幼い子供のため、家族バラバラの生活をやめて、二本松で一緒に住むことを決心した家族。
とにかく内部被ばくを抑えようと、食事や除染に最大限の気を配る生活を始めます。

4人の医師の話も、時に図解をしながら、とてもわかりやすかった。
医師の意見もそれぞれ。
どれが正解かは誰にも言えないけれども、ともかく負担を抑える生活が大事という方向性は同じです。

二本松の一家もどれほど不安なことか。
どれほどの負担を強いられているか。
申し訳ない思いに胸がいっぱいになります。

でも、被ばくを抑える努力はできる。

どんなふうに被ばくと付き合っていくかで、差が出るでしょう。
内部被ばくだけで比べたら、二本松の家族よりも、わが家族の方が被ばくしているのかもしれません。

やはり、現状の食品の数字を知ること、そのうえで、これからの年月、どう付き合っていくのかを考えることがとても大切になってくると思いました。

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報告:スタッフ

 鎌仲ひとみ監督の映画「内部被ばくを生き抜く」は私に内部被ばくしていくとどんな事が起こるのか?それが進んでいくとどうなっていくのか?そしてそれを防ぐにはどうしていったらいいのかを教えてくれた気がします。
また、上映会を終えた後の鎌仲監督の生の声はとても衝撃でした。

今までテレビや新聞では知り得ない、鎌仲監督自身で情報収集してきた事実であり、福島で外部被ばく、内部被ばくと戦っている人たちの生の声でもありました。

この上映会、お話し会に参加した私はとてもショックを受けました。
私には二人の子供がいます。先日、中学生の娘が私にこう言いました。

「お母さん、福島原発事故であんなに大変なことが起こって、放射能の事まだ解決していないのにどうして原発を再稼働しようとするの?」

私はわが子のこの言葉を心に刻み、考えました。

「私はこの娘のために、福島の人達のためにこのまま何もしなくていいのだろうか?何かできることあるはず、何かしたい!」って、今日、ここで見たこと聞いたことを周囲の人たちに知らせていき、みんなで考えていきたい、内部被ばくを生き抜く方法をみんなで考えていきたい。

これが私にできることだと思うから、これから少しずつ行動していこうと思います。

6月5日(火)に馬場利子さん講演会をやりました。

  

静岡放射能汚染測定室 馬場利子さん講演会

去る6月5日(火)、町田市民文学館ことばらんどの大会議室において、静岡放射能汚染測定室の馬場利子さんの講演会を開催いたしました。この日は50名を超える参加者があり、小さなお子さん連れのお母さんも多く参加されました。前半は馬場さんのお話に耳を傾け、その後、お弁当を食べながら、和やかな交流会をいたしました。
前半の講演では、放射能だけでなく、化学物質なども含めた環境の汚染という大きな視点から、子どもたちをいかに守るかというお話をしてくださいました。また、放射能を避けることに翻弄されがちな母たちに、ていねいに暮らすことの大切さを、もう一度子育ての原点に戻って話していただきました。母親として、どういう暮らしを紡いでいくか?そして、困難にぶつかった時にどうやってそれを乗り越えていくか?まず、正面からぶつかること、仲間とつながること、得た知識を暮らしにつなげていくこと。そして、それらは科学的でなければならないことなど、丁寧に話してくださいました。
「観察を続ければ、知恵がわかる。暮らしは静かな観察と修正の積み重ね。」という馬場さんの一言にはきちんと測定し、そして、それを暮らしに生かしていくことが、この時代を生き抜いていくために大切なことだと教えられた気がします。最後に「子どもの話に耳を傾けよう」という詩を紹介いただきました。馬場さんの全ての活動の根源は子どもたちへの愛情なのだということが、よく伝わってきました。
後半の交流会では参加された方々がそれぞれの悩みを次々と馬場さんにぶつけて、笑いあり、涙ありのお答えをいただきました。同じような悩みを持つ参加者どうし、思いを共有し、時には涙も共有して、「明日から、また頑張ろう」と思えるような心温まる会となりました。

☆町田まちづくり市民会議会報『まちづくりの環』に掲載されました☆
「町田まちづくり市民会議」ホームページ
『まちづくりの環』2012年6月号(PDF)

☆『タウンニュース』に掲載されました☆
タウンニュース 6月14日号「危険を理解し子育てを」