6月16日に「鎌仲ひとみ監督映画「内部被ばくを生き抜く」の上映会と鎌仲監督のお話し」を行いました。
スタッフを含めると約100名の方にご来場いただき、満員の中、会を行うことができました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。
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報告:ペンネーム mitsubachi
鎌仲さんの「内部被ばくを生き抜く」を見ました。
4人の医師の話を織り交ぜながら、二本松に住む家族の姿を追っていきます。
ストレスを訴えた幼い子供のため、家族バラバラの生活をやめて、二本松で一緒に住むことを決心した家族。
とにかく内部被ばくを抑えようと、食事や除染に最大限の気を配る生活を始めます。
4人の医師の話も、時に図解をしながら、とてもわかりやすかった。
医師の意見もそれぞれ。
どれが正解かは誰にも言えないけれども、ともかく負担を抑える生活が大事という方向性は同じです。
二本松の一家もどれほど不安なことか。
どれほどの負担を強いられているか。
申し訳ない思いに胸がいっぱいになります。
でも、被ばくを抑える努力はできる。
どんなふうに被ばくと付き合っていくかで、差が出るでしょう。
内部被ばくだけで比べたら、二本松の家族よりも、わが家族の方が被ばくしているのかもしれません。
やはり、現状の食品の数字を知ること、そのうえで、これからの年月、どう付き合っていくのかを考えることがとても大切になってくると思いました。
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報告:スタッフ
鎌仲ひとみ監督の映画「内部被ばくを生き抜く」は私に内部被ばくしていくとどんな事が起こるのか?それが進んでいくとどうなっていくのか?そしてそれを防ぐにはどうしていったらいいのかを教えてくれた気がします。
また、上映会を終えた後の鎌仲監督の生の声はとても衝撃でした。
今までテレビや新聞では知り得ない、鎌仲監督自身で情報収集してきた事実であり、福島で外部被ばく、内部被ばくと戦っている人たちの生の声でもありました。
この上映会、お話し会に参加した私はとてもショックを受けました。
私には二人の子供がいます。先日、中学生の娘が私にこう言いました。
「お母さん、福島原発事故であんなに大変なことが起こって、放射能の事まだ解決していないのにどうして原発を再稼働しようとするの?」
私はわが子のこの言葉を心に刻み、考えました。
「私はこの娘のために、福島の人達のためにこのまま何もしなくていいのだろうか?何かできることあるはず、何かしたい!」って、今日、ここで見たこと聞いたことを周囲の人たちに知らせていき、みんなで考えていきたい、内部被ばくを生き抜く方法をみんなで考えていきたい。
これが私にできることだと思うから、これから少しずつ行動していこうと思います。