はかるーむ

町田市玉川学園にある放射能市民測定室です。

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「コンプトン効果(コンプトン散乱)」って何ですか?

FAQ

「コンプトン効果(コンプトン散乱)」って何ですか?

電磁波の一種である放射線が波としての性質以外に粒子としての性質を併せ持つということを念頭におくと理解しやすくなります。放射性物質から発せられた放射線は、当初はそれぞれ固有のエネルギーを持っていますが、他の物質(試料内のほかの物質であったり、装置内の壁面なども)にぶつかると、少しエネルギーを失います。失うエネルギー量は、ぶつかる角度に依存し、連続的な値となりますので、結果残っているエネルギーも元の固有エネルギーより小さい連続的なエネルギーとなります。スペクトル上は、ピーク位置より低エネルギー側(左側)に裾を引くような形として見られます。EMF211では、このコンプトン効果の影響を除去できるような演算が行われていますが、極端に大きなピークがあらわれた場合(すなわち、ある特定の放射性物質が多く含まれていた場合)、このコンプトン効果の影響が、それより低いエネルギー領域に現れる物質の定量値(どの位の量あるか)に影響を与えます。具体的には、放射性カリウム(K-40)のピークが大きい場合に、セシウム(Cs-134およびCs-137)の定量値に影響が出ることがわかっています。

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